自然豊かな環境の住まいと言えるのは
大の虫嫌いの私ですが、もし家の物干しとベランダをすっかり覆ってしまえるなら、少しばかり自然の中で暮らしてみるのもいいかもしれないという気持ちも、どこかに持ってしまいます。自然の中にある住まいは、きっと晴れた日はお日様の光がさんさんと降り注ぐでしょうし、雨の日は、そぼ降る雨が落ち着いた気分にさせてくれるのではないでしょうか。物干しとベランダをアクリルのようなものですっぽり囲い、網戸を取付けて花粉や虫が入ってくるのを避けながら、光と風だけを通せるようにしておけば、自然の中の住まいであっても大丈夫だと思います。とはいえ、あまりにも大自然の中に暮らすというのではなく、都会の中で、近くに大きめの公園があるとか、散策に最適な川沿いの遊歩道があるとかいったところが、私にとっての自然あふれる場所ということになります。もともとが大の虫嫌いですので、この程度が許容範囲の自然ということでしょう。それでも今はまったくそうした要素がない、幹線道路沿いの家に住んでいることを思うと、近くに緑があり、水が流れ、木の葉がそよそよと音を立てる所に建つ住まいは、きっと心豊かにリラックスできる環境になるのではないかと思います。